Simple DAAP Client Ver2.0.0 with iSSHポートフォワード

iPhoneアプリのSimple DAAP ClientがVer.2.0.0にアップデートされ、バックグラウンドでの音楽再生と、MW600などのBluetoothヘッドセットでのリモートコントロールが可能になった。

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Simple DAAP Clientは純正のiTunesにはアクセスできないが、LinuxやNASなどで動作するmt-daapdによる汎用iTunesライブラリの音楽を再生するときに使うクライアントで、QNAP TS-459 Proなどに置いたiTunesライブラリを聴くのに使っている。

で、そいつがバックグラウンド対応&Bluetoothヘッドセットでのコントロールが可能になるということは、

  1. iSSHによりsshで自宅サーバやレンタルサーバにアクセスしてiSSHもバックグラウンド動作で引っ込める
  2. そこで動作するmt-daapd 3689ポートをiPhoneやiPadのlocalhostの1024以上のハイポートにsshポートフォワードで割り当て
  3. Simple DAAP Clientにlocahost:(割り当てたポート)をホスト登録

といった三段論法で、外出先でもセキュアな通信環境で、大容量のパーソナル音楽ライブラリを享受しながら、Safariなどモバイルアプリを使えるということとだ。

別に、音楽データくらい内蔵フラッシュで十分だ。適当なストレージサービスを利用したり、Windows7やWHS2011などでPPTPサーバをさせてiOS標準機能でPPTPを張ってから普通のiTunesをストリーミングさせても良い。

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これはQNAPとかServersMan@VPSとかのようにmt-daapdしか動作させにくいLinuxと組み合わせて、拡散しないよう著作権保持者に考慮する方法の一つとして、選択しが広がったというだけの話だ。

一応、冒頭の画像のようにバックグラウンドでiSSHとSimple DAAP Clientを置いて、Softbankの帯域で曲再生ができること、それをしながらSafariでWeb閲覧できること、そして、手元のMW600で次の曲とか再生・停止のSimple DAAP Clientのコントロールが効くことを確認できた。

まぁ・・・そんだけ。

同様の手法で、~ with iSSHポートフォワードによる動作を確認できるアプリはあるので、今回のSimple DAAP Clientは単なる一例。今までこういった使い方をiPhone, iPadでするようなことを書いてこなかったのでこの機会に書いてみた。

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iSSHは右図のように、アドバンストメニューでtunnelを張ることができる。画像ではmt-daapdの3689をiPhoneの19000番地に割り当てる様子。別に1ポートだけに限らず、いくつでも追加できる。

これでsshでログインしてバックグラウンドに引っ込めて、他のアプリでlocalに振ったポートを参照する。

また、iSSH自身もX端末やVNCなどの機能を持っているので、同様の手順でトンネルを作成し、その接続を保ったままVNCをかけてリモートデスクトップしたりもできる。もちろん、多段ssh接続も可能。

話をSimple DAAP Clientに戻すと、このようにして張ったポートを、下図のようにホスト追加してconnectをタップすると、普通の感覚で利用できる。

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別にlocalhostの3689ポートに割り当てても再生できる。番号をずらしたのは、どっちがどっちのホストのポートかが明示的になるという説明の便宜のためだ。

今回はQNAPで試したが、ServersMan@VPSのようなレンタルサーバ上でmt-daapdを動作させることも可能で、下記のようにmt-daapdのインストールはapt-getで一発だ。

iCouldとかを待たずとも、サーバ上に音楽データを置いたまま、ストリーミングで”自分だけ”で楽しむことは現時点でも可能だ。

ただ・・・そう、”自分だけ”にするのが面倒なのだ。誰でもダウンロードできるようにしたらタイーホだし、単純パスワードで簡単に破られても困る。なかなか音楽データをレンタルサーバ上などに置いて、ストリーミング再生できるようにしておくというのは、難しい。今回の使い方も、一般的に使われている手法ではなさそうだ。Q-mobile?(゚⊿゚)イラネw

SimpleDAAP_with_Apple_TV

最後に、バックグラウンド再生できるようになったんで、Apple TVなどにもAirPlayで飛ばしやすくなった。当然、右図のようにiPad, iPad2でも使える。

ただ、Apple TVからタップでiPadに出力先を戻すと、一時的に音量がApple TVのときの数値が引き継がれてしまう状況は変わりないようなので、音の出力先を切り替える際には、一度、曲の再生を止めるのが無難なようだ。


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