ビットコイン(Bitcoin)の破綻と仮想通貨の限界

2月28日に仮想通貨ビットコインの取引所Mt.Gox(マウントゴックス)が民事再生法の適用を申請した。理由としては、システムの脆弱性をつかれて仮想通貨と口座の金を失ったせいだという。

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仮想通貨ビットコインは直近では著名なエコノミストや経済誌が取り上げる程度に力を持ち、銀行を介さないことから政府の統制が取れないということで、中国で規制されたりもした。

右図はビットコインの利点を示す動画の一部だが、「口座を凍結される心配もありません」という説明だが、決定打となったのは政府による圧力ではなく、最終的にセキュリティ問題により「凍結」に追い込まれたのは皮肉なことだ。

近年のリアルマネーの相次ぐ増刷、自国通貨安競争という為替操作、量的緩和による通貨価値の希薄化に対し、「ビットコインは電子マネーでありながら有限」とか、純金に近い性質を持たせることで”商品価値”を高騰させたというのに、こんな結末を迎えるとは・・・「ねえねえ?今、どんな気持ち?AA(ry」という感じ。^^;

過去に「電子書籍の最大の弱点~サービス終了のお知らせ~」に書いた通り、電子マネー、電子書籍などの仮想媒体が持つ最大の欠点は、運営会社が破綻したら跡形もなくなること。電子書籍の運営終了の時に書いた感想として、

残念ながら、大抵のデジタルコンテンツは紙の保存期間に劣るのが現実だ。

としめたものだが、なにも電子書籍に限った話ではないということだ。例えば、不動産や実物商品を担保として証券化された資産、国が発行する紙幣とかも広義では仮想媒体であり、全ては運営の信用力に左右されるということだ。

ビットコインよりはずっと小規模だが、Suica、Edy、WebMoney、その他ポイント、アップルストアやGoogle Playのギフトカードやクレジットカード会社が発行する商品券などを購入する際には、常に「持ち逃げされる可能性」を気に留めておく必要がある・・・っていう覚え書き。

政府の通貨制度が破綻するよりは、結構な頻度で、あるある、だよ?これは、人の一生程度の時間軸での体験、歴史が証明している。┐(´~`;)┌


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