サイト選びとシステムに必要な要件

WordPressを使ったサイトを構築する場合に、WordPress.comのような出来あいの巨大サイトを使う場合と、レンタルサーバを借りて構築する場合と、自宅サーバで構築する場合がある。

俺の場合は、自宅サーバとレンタルサーバの二つしか実践していない上に、あんまりレンタルサーバのほうも本腰入れてるわけじゃないんで、必然的に自宅サーバで構築という、比較的マイナーな部類の説明になってしまう・・・かも。


  1. WordPress.comの場合(一般的なブログサービス)
  2. レンタルサーバの場合(普通のレンサバのほか、広義でIaaS/PaaSも含む)
  3. 自宅サーバの場合
    1. Dynamic DNSの利用
    2. OS選び
    3. 必要スペック

ドメイン自体の力について

どのサイトを選ぶにせよ、「独自ドメインの成長」で記載した通りドメイン自体にもランクが存在するため、ある程度継続して使用して成長させていかなくてはならないことを事前知識として知っておく必要がある。

もうすぐUbicName契約更新~独自ドメインのしがらみ~」で記載した通り、”自宅サーバ”や”レンタルサーバの試用”などではieServer.Netインターネットプロバイダーが提供するダイナミックDNSを使用するのもよいが、継続してドメインを維持・成長させていこうとするならば、きちんと独自ドメインを取ることが望ましい。

このサイト自体は、DynDNSが無料DDNSで有名だったころにドメインを作り、有料のDynDNS Proにアップグレードしてドメインを維持している。

WordPress.comの場合

無料ではCSSの利用ができないため、WordPressを使う上でカスタマイズ自由度が大幅に制限されるので、興味ない。

レンタルサーバの場合

広義で”借りたサーバ”でWordPressサイトを開設するには、複数の形態がある。

  1. OSやDBなどの環境が提供される共用サーバ
  2. VPSやクラウドのように自分でOSのインストールを要するIaaSでの共用サーバ
  3. Windows AzureやNifty Cloud C4SAでのWordPressのようなPaaSベースの共用サーバ 
  4. 専用サーバによるホスティングや機材を持ち込んでのハウジングでのサーバ

個人なので1.や2.や3.となる。一般的には1.の方が安いしお手軽だと思うんだが、俺がホームページ以外の用途にもシェルを使いたくなってくる関係で2.しか試行してなかったが、最近では3.も試してみた。

2.でも、OpenVZでの提供には懲りたんで、XenやKVMでスナップショットによるバックアップを提供してくれるところが、長期的な運用には望ましい。(個人的にはの話。値段的には高い。というか、2.自体が1.に比べて割高)”ServersMan@VPS Perfectプラン”や”さくらのクラウド”などを試したが、単純にWordPressだけを動かすつもりなら、海外プロバイダの活用を視野に入れた方がコスト的には良いようだ。

なお、このサイトをServersMan@VPS Perfectプランで動作させた時のことは、「WordPressサイトをVPSに移したときの負荷」に書いたようなイメージとなる。また、さくらのVPS 2Gプランでの負荷については、「さくらのVPS 2GでWordPressを一週間動かした負荷記録」に書いた通り。現在は、さくらのVPS 2Gでサイトを動かしている。

3.については「NIFTY Cloud C4SAでWordPressを使った感想」で述べた通り。問題点は「NIFTY Cloud C4SAでWordPressを動かす際の問題点」に挙げたが、2.に比べて自分で設定していない部分で何か設定の問題がある場合などに原因が分かりにくくなる。

そして、2.よりも3.のほうが管理を委託している比重が増える分だけ値段が高く、同一の値段で得られるパフォーマンスは劣る。

自宅サーバの場合

昔は固定IPを提供してもらって独自ドメインを自力で取るようなことも一般的にできたんだが、今となっては難しくなってしまい、現在やっているようにDDNSを利用するような不安定なサイト運営になってしまい、冒頭のドメイン成長という意味で長期運用はおすすめできない。

その上で言えば、最近のPCは、ちょっとやそっとパワーを持たせたところで30W台の電力しか食わないので、4コアの割とハイパワーのPCを常時作動させても前述の”国内”VPSの月額料金よりは電気代は安くなる。VMwareなどを活用してPCのマシンパワーの一部をあてるようなこともできるし、このサイトのように部品選びからマシンを組み立ててマシンを用意するのも、OSの選択も自由なのが自宅サーバの”プラモデル遊び”にも似た醍醐味だ。

一応、OS的にはUbuntuとWHS 2011などでapacheやIISを使った例を試したことを以下で書いた。俺自身がIISは苦手なので、Windows系で動かすのは少しためらうかも。XAMPP for Windowsとかは、あくまでテスト用だし。

  1. Sandy BridgeでUbuntu Server 11.04 64bit
  2. Windows Home Server 2011でWordPressを動かす

かつて100円PCとして大量生産されたATOMネットブックでも始められる。元々D510のNASから本サイトは生まれたけれど、UU1000ならWordPressをキャッシュプラグイン無しで動かしていても特に問題に感じることもなかったし、大抵の個人ブログはUU100未満なので一般人には十分かもしれない。

現在では、「VMware vSphere Hypervisor ~VMware ESXi 5.0 with QNAP~」に記載した通り、スナップショットが取れ、LAMPを動作させながらも、仮想化でマシンパワーの一部をWindowsなどのDaaSとして利用できる形を取っている。


    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。